エッグ・ハント

今日はイースターこの記事にあるように、日本ではあまり馴染みがないが、キリスト教の国であるここアメリカではクリスマスほどではないが、大切なイベントのようだ。

イースターには、エッグ・ハントと呼ばれる色づけされた卵を探すゲームがおこなわれるのだが、このエッグ・ハントのイベントに昨日子供と一緒に参加した。大きな子供達にまじって卵を探す2歳の息子だが、出遅れてなかなか卵をゲットできない。可哀想に思われて、たくさん取った子が少しわけてくれたりしながら、なんとか5個取得。息子は、取った卵をバスケットがわりの砂場用の小さなバケツに入れて、楽しそうであった。

卵はおもちゃのプラスチック製のもの。中にはお菓子などが入っているのだが、イベントによっては1ドル札が入っていたりするらしい。なんとも超資本主義アメリカらしいのだが、ちょっとそれはどうかとも思う。

この色づけされた卵の起源なのだが、同僚のロシア人が、次のような逸話を教えてくれた。キリスト復活を見た女性が王様に報告したところ、王様は「そんなことはありえない。そうのようなこと(キリストの復活)は、お前の持っている卵が赤にかわるくらいありえないことだ」と言った所、女性が持っていた卵が赤にかわった。この話から、イースターには卵に色をつける習慣が生まれたのだそうだ。

なかなか日本のウェブサイトでこの話を紹介しているものはなく裏づけが取れなかったのだが、英語では Wiki で百科事典を作るプロジェクト Wikipedia に載っていたので、もっと詳細を知りたければ下記をどうぞ。

Mary Magdalene(Wikipedia)
http://en.wikipedia.org/wiki/Mary_Magdalene

Easter Egg tradition というセクション

この Wikipedia日本語版もあるのだが、「復活祭」「イースター」の項目は残念ながら削除されていて読むことができなかった。