スターウォーズ エピソードⅢ シスの復讐

スター・ウォーズ/エピソード3:シスの復讐@映画生活

先先行で観て来ました。TOHO CINEMASで観て来たのですが、便利な時代になりました。朝インターネットでチケット予約、指定席なので並ぶ心配をいっさいする必要がありません。それに劇場も非常にきれいで気持ちが良い。

エピソードⅣに非常にスムーズにつながったと思います。これは並大抵なことではないです。しかもその難解な仕事をジョージ・ルーカスや他のスタッフ達は約30年かけてやっているのだからすごい。

話の結末は予想できていたとは言え、実際見終わると悲しい気分になりました。でもそれ以上に「もうこれでスターウォーズが観られないのか」という寂しさが大きいです。

先先行をわざわざ観に行くくらいですから、僕には少なからず「スターウォーズ」に思い入れがあります。エピソードⅣを観たのは5歳のとき、当時僕は父が駐在していたためフランスに住んでいたのですが、なぜか誕生日パーティーか何かの場で、数十人くらいの子供達と映画館ではなく人の家でフィルムで観たのでした。主催した子の親が映画関係者か何かで特別に手に入ったのでしょうか?とにかくそのとき年齢から考えても、話は良く追えていなかったと思いますが、登場するキャラクターには強烈に惹かれ、フィギュアを集めるほど、はまったのでした。

続くエピソードⅤは結局劇場では観に行くことはなかったのですが、当時親友だったフランス人の子が、映画に登場する雪原での戦闘シーンを絵に描いてくれてプレゼントしてくれたことを鮮明に覚えています。

エピソードⅥが公開されたときは日本に帰ってきていました。小学校の友達だけ数人で渋谷に観に行ったのを良く覚えています。森林を疾走するバイクのような乗り物、スピーダーバイク、に乗りたくてたまりませんでした。このときも、今日と同じような「全てが終わってしまった感」を感じたのを良く覚えています。もうこれ以上面白い映画は登場しないだろう、とまだ小学校高学年という年齢なのに思ったものでした。

約20年ぶりに公開されたエピソードⅠは、それはそれは観るのを楽しみにしていて、予告編の QuickTime のムービーをダウンロードしてきて何度も観ていました。スターウォーズ好きの友人と先先行オールナイトを観に行きましたが、その後もう一度当時つきあっていた今の妻と観に行きました。映画を劇場で2度も観たのは後にも先にもこれ一本だけです。

エピソードⅡはアメリカで公開初日に観に行きました。日本よりも2ヶ月も先に観られることがうれしくてたまらなくて、当時 Blogger で始めたブログにはこんな書き込みをしています。

こうした思い出が次々と沸き起こってきて電車の中で懐かしい気分にひたっていました。続編はないというのが定説のようですが、ジョージルーカスにはぜひエピソードⅦ以降を作ってもらって、今日の「全てが終わってしまった感」を打ち消して欲しいものです。

最後にちょっとぼやきを。エピソードⅠからエピソードⅢを通して、もっと他のジェダイの騎士達の活躍を描いて欲しかった。特にⅢでは弱過ぎです。「ジェダイテンプルで修行してジェダイの騎士になりたい」と一度は思ったことがあるスターウォーズファンは少なくないと思います。その期待にもう少し応えて欲しかったです。