ピロリ菌との戦い 終結

で話題にしたピロリ菌との戦いだが、結果は現代医学の勝利に終わった。僕の胃からピロリ菌たちは排除され、もう胃の痛みに悩まされることはなくなった。すでに治療を始めた頃から胃が痛むことがいっさいなくなっており、良い感触を持ってはいたが、除菌治療後の「除菌成功」という検査結果を聞いて非常にうれしい。


胃はストレスがかかると痛くなる。痛みがまたストレスを生み、そしてストレスでもっと痛くなる、という悪循環。だから、胃が痛くなりやすい人は、あまりストレスがかかるようなリスクのあることは自然と避けるようになるのではないだろうか。しかしリスクを避けていては、面白いこと、やりがいのあることをつかむチャンスは減ってしまう。


調べると、ストレスは胃の痛みをひどくする因子ではあっても、根本原因ではないんだそうだ。根本原因はピロリ菌。そのピロリ菌さえいなくなれば、もともと胃が痛くなることはなくなるようなので、それを加速させるストレスが少しくらいかかったとしても平気そうだ、というのがここ1ヶ月間くらい痛みから解放された僕の感じるところ。


もともと胃痛持ちが多いと言われる日本人の胃のかたっぱしからピロリ菌を排除していけば、ストレスに強くリスクを恐れないタフな日本人だらけになって、国全体が変わるんではないか、と本気で思う。