Daylight Saving Time

今週より夏時間が始まった。1時間時刻がずれ、たとえば今まで夜7時だったのが、夜8時に変わる。おかげで昼が1時間長くなる。

以前にも少し書いたが、毎週水曜日会社のあとにゴルフのレッスンを取っている。6時半から7時半という時間帯なのだが、そのレッスンが終わってもまだまだ明るい。一番昼が長い時期になると9時頃まで明るいのだ。

子供の頃、遊びに外出して帰ってこなければならない時刻、すなわち門限は、うちの場合は指定されていなかった。代わりに「暗くなるまで帰ってきなさい」と言われていたので、昼が長くなっていく春先の時期はなんだか嬉しかった。夏時間に切り替わると、その頃感じたわくわくする気持ちが大人にも蘇る。

会社が終わってからでも9ホールくらいはまわれそうだな、どこかに出かけることができるな、などと長くなった昼をどう利用するかを考えるのは楽しい。カリフォルニアでは仕事は素早く切り上げ早く家に帰ろうというモチベーションが高い。これは、夏時間があるというのも一つの理由だと思う。一年中で晴れの日が300日という点がサンフランシスコベイエリアで働く魅力のひとつに挙げられるのだが、加えてこの夏時間というのも大きな魅力のひとつだと思う。