ひぐちたかしのオンラインソフトよもやま話

ちょっと古い連載記事だが、ひぐちたかしのオンラインソフトよもやま話という窓の杜の連載記事を読んでいる。

きっかけは、POPFile窓の杜に掲載されたのだけれど、

http://www.forest.impress.co.jp/article/2004/03/17/popfile.html

窓の杜はひぐちたかしのせいで嫌い」という発言を2チャンネルで見かけ、「なんでだろう」と思って、調べたらこの記事に行き着いた。例えば、

http://home9.highway.ne.jp/ty4/inasoft/talk/t200203.html

によると、問題は、オンラインソフト社会の構造改革(中編)〜見直すべき現実と責任〜という記事だそうで、これがフリーソフトの作者達の怒りを買ったのだそうだ。

フリーソフトは作者の完全な厚意で公開されているのだから、「利用は完全ににユーザーの自己責任」という考え方はおかしいのではないか?作った側にも最低限の社会責任があるのではないか?」という主旨。

読んでみた僕の感想だが、多少過激に聞こえる部分があるかもしれないが、別に怒るほどのものではないと思う。「ユーザーに一方的に責任を押し付け、作った側が完全に責任を放棄するのはどうかと思う」と言っているだけで、それは同時に「ユーザーが完全に責任を放棄して作った側に責任を押し付けるのも良くない」と言っていると僕は取る。要はバランス。中庸が良いという事では?

この記事を読んで激怒するような作者が作ったフリーソフトを使うのは、僕は躊躇するだろう。また、この記事でひぐちたかしは嫌い -> 窓の杜は嫌い という発想には僕はならない。

というわけで他の連載記事を読んでみると、これがなかなか面白く、仕事の合間についつい読みふけってしまった。