歯医者

歯医者に行く。2歳の息子の虫歯治療のためだ。拘束衣のようなもので暴れないようがんじがらめにされ、頭も固定されてしまい、少々むごい。しかし、2日ほど前から、一緒に働くロシア人女性のアドバイスで、歯医者ごっこをして遊んでいたのが利いたのか、息子は不安そうな顔ではあるが泣きはしない。麻酔の注射を打たれているときまで我慢して泣かないでいるのにはびっくりした。治療の最中はさすがに泣いたが、さすが歯医者の先生とアシスタントは慣れていてあっという間に終わってしまった。泣いている最中は、気を紛らわせてやろうと息子が好きな電車を撮ったビデオを見せながら、「ほらあ、シュポポだよ」と「シュポポ、シュポポ」と妻の二人で連呼していて、我々はとても変なアジア人として歯医者さんに映ったに違いない。終わった後は、ごほうびに近くの小さな遊園地に行き、電車の乗り物に乗せてあげた。