お世話になりました

ファミコンが生産終了したそうだ。中学、高校のときには随分はまったものだ。

http://www.mainichi.co.jp/digital/coverstory/archive/200306/11/1.html (http://d.hatena.ne.jp/masah/20030613#p3 より)
記事中で印象に残った部分を引用しよう。

PS2ファミコンよりも売れるようなった理由について、

流通側も、受注から数日で店頭に並ぶPSのゲームソフトを高く評価。カセットロム生産のため、受注から数週間かかる任天堂のソフトと違い、商機を逃さないのも普及の要因となった。

ゲームに限らず他のビジネスにも参考になる話だ。

ファミコン時代のゲームは楽しかった」という声は根強く、中古ゲーム店を回ってゲームソフトを探す光景も見られた。

今のゲームはグラフィック先行で、内容は二の次と言ったところか。再びはまるのが怖いので、最近のゲームには手を出していないから、詳しくは考察できないが。

記事を読んでいて思い出した出来事がある。デパートのおもちゃ売り場で子供へのプレゼントだろう、ファミコンソフトを買おうとしている見知らぬ親がいて、野球ゲームはどれがいいかと店員に聞いていた。すでに「ファミリースタジアム」などが人気だった頃に、デパートの店員は任天堂が初期に出した「ベースポール」を勧め、子供ながらに「おいそれはないだろう」と思った。明らかに売れ残りの押し付けだ。しかも定価で。消費者は賢くなければならない。