プロジェクトX

プロジェクトX を見た。面白いという噂を聞いていたので、日本にいた友人に頼んで録画してもらったビデオを送ってもらったのだ。噂通り面白い。

まとめて6話くらいビデオに収録されているうち、今日見たのは、第79回 2月12日放送「ゆけ チャンピイ 奇跡の犬」第80回 2月19日放送「突風平野 風車よ闘え!」だ。「チャンピイ〜」は日本初の盲導犬の誕生物語、「突風平野〜」は町を苦しめる突風を逆に利用して風力発電を成功させた山形県立川町の物語である。

すでに欧米では活躍していた盲導犬を日本で誕生させた。また、風力発電アメリカではすでに盛んで、そのアメリカから巨大風車を輸入した。二話とも、すでに欧米にあったものを日本に取り入れて成功させたという点が共通している。そこに気付いたとき、少し寂しい気がしたが、この、欧米で成功しているものを日本で模倣するという手法は、インターネットなどで欧米の情報を得ることが格段に簡単となった現在でも、まだ十分通用しそうである。

実際、番組自体もこの手法を使っている。視聴者を感動させるための少々大袈裟なナレーションはアメリカのテレビ番組を連想させる。例えば、ソルトレイクオリンピックの放送で、競技の前に流れるアメリカ選手の生い立ちを伝えるミニドラマのナレーションのよう。タイトルの「プロジェクト」というのも、まさにアメリカンである。アメリカ人はこの「プロジェクト」という言葉を本当によく好んで使う。会社での仕事はもちろんのこと、週末おこなう庭の雑草取りだって、家の壁のペンキ塗りだって、掃除も洗濯も料理も、これ全部立派なプロジェクトなのである。
実際、番組自体もこの手法を使っている。視聴者を感動させるための少々大袈裟なナレーションはアメリカのテレビ番組を連想させる。例えば、ソルトレイクオリンピックの放送で、競技の前に流れるアメリカ選手の生い立ちを伝えるミニドラマのナレーションのよう。タイトルの「プロジェクト」というのも、まさにアメリカンである。アメリカ人はこの「プロジェクト」という言葉を本当によく好んで使う。会社での仕事はもちろんのこと、週末おこなう庭の雑草取りだって、家の壁のペンキ塗りだって、掃除も洗濯も料理も、これ全部立派なプロジェクトなのである。